オオ、ジュニア!

~ありふれた少女の非凡な一日~

およそ人というものに騙されたことがない

 書くためのファクトが無さ過ぎたというのが主因ではあるものの、文章を思うように書けない事案が発生したので、酷く参っている。こうなったらブログの更新速度を上げて再訓練してみようかと画策している次第である。あの時、せめて文章の構成力だけあればまだ美しい文章が書けたはずなのだ。こんなにも悔しいことはない。

 

 戯れにワイングラスで水道水を飲んでいる。内容物の身の丈に合わないグラスの使い方をすると、とても面白い。

 グラスやカップは飲料の”服”だと、僕は思っている。その比喩に習うなら「いつもの女をドレスで着飾らせる」みたいな感覚だろうか。出来れば続けて「そして、抱く」なんて言いたいけれど、そうなると相応しい男性にしか許されないので辛い。斉藤和義とか役所広司とか。少なくとも僕は駄目だ。そもそも”いつもの女”ってなんだよ。

 

 僕はおよそ人に騙されたことがない。加えて言うと、裏切られたこともない。事実不存在は言い過ぎにしても、少なくとも忘れているか自覚が無いのだ。

 これは信心深さに依るものではなく、期待のしなさに依るものだったりするので頂けない。このままだとあまりにもバランスを崩してしまっていて、近い将来とても寂しい結果になってしまうという確信がある。けれど、暫くこの生き方ばかりしてしまったので正しい生き方を忘れてしまった。ところで正しい生き方なんてあるのだろうか。困ったなあ。