オオ、ジュニア!

~ありふれた少女の非凡な一日~

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

要領を得ない本棚

初めて買った小説を覚えているだろうか。僕は星新一さんの"盗賊会社"だったと記憶している。親が持っていた"ボッコちゃん"や"未来いそっぷ"などを読んで、たまらなく好きになってしまったのだ。小さな頃は星新一さんの作品ばかり読んでいたように感じる。………

写真展なんて一生やらないんだろうなと思った

四月も末になって、やっとこさ春の訪れを感じつつある。天気予報では桜前線がどうのこうのと言っているが、あまり実感が湧かないぐらいの春。ほんの少しだけ心が踊り始めている。……えっ?花粉症?人物写真を撮るのが好きだ。格好良く言うならば、ポートレー…

動画だけ貼って眠る

Special Others - Laurentech (live) - YouTube

交差点に出るたび左に曲がっている

数年前、親に「あんたは潔癖な節がある」などと言われた事がある。所謂"潔癖性"のそれではなく、精神的な潔癖を指していたのだろう。当時は腑に落ちなかったが、「原理主義」という言葉に置き換えてみると、なるほど合点がいった。要は可愛げがないのだ、き…

死ぬまで一生愛されてると思ってたよ

僕は"人にだけは恵まれている"という才能を持っていると自負している。 "類とも"であれば嬉しいのだが、「天は二物を与えず」とも言う。 恐らく後者が正しいのだろうが、それでも僕は至って満足である。 ありがたやありがたや。 僕は僕自身がクズであるとい…

「だからどうしたという」詰め合わせ

桜は"散る" 梅は"零れる" 椿は"落ちる" 牡丹は"崩れる" ……このように、日本語には"花の終わり"だけでも多くの表現があるらしい。 「面白いなー」と思う反面、この言葉を僕は口にする事が無いであろうという確信めいたものが、少し寂しい。 ひとつは、そんな…

僕は究極的には服が嫌いなのかもしれない

ここ数日、会う人会う人に「顔色が悪い」と言われる。 残念ながら、その……それは"元々"です。 本人は至って健康のつもりなんです。 そういえば酷い時には「肌が土気色みたい」と言われた事すらある。 土気色ってなんだよ……死人かよ……。 まさか僕に死ねと申す…

外道ビート

つい先日、兄の挙式・披露宴に出席する為、一寸ばかし実家に帰ってみた。「久しぶりの実家は落ち着くなぁ!」なんて事は、微塵も感じなかった。僕は実家……元い家族が苦手だ。相も変わらず居心地が悪くて仕方がない。帰省初日にして半ベソをかきながら「帰り…