オオ、ジュニア!

~ありふれた少女の非凡な一日~

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

愛してないなら、もうここへ来ないでほしいの

ふと。 いつか彼女が言った言葉とか、あの時に思い描いていた今日とかを、思い出してしまった。 そういえば、彼女の事を思い出すのは久しい気がする。 過去になっているのは既知だけれど、不意に泣けそうな気になってしまう。 受け入れたつもりだったんだけ…

私はエスプレッソが好きだ。

昨晩から明朝に掛けて、敬愛するF氏とSkypeなぞをしていたのだが、その中で彼が本を朗読する、という一幕があった。それが抱腹絶倒してしまう程に面白かったので、読まれた本を思わず購入してしまった。今度は、落ち着いて、文字を目で追って、読む。面白い…

頭の中ではいよいよたいへんなことが起こっています

先日、目が覚めると枕元で蟻が大名行列をしていた。 それだけでもかなり面白いのだけれど、彼らが目指す先を辿ってみると目的地はビールの空き瓶で、しかもお高い方のビールにより群がっていて概ね愉快。 虫にも味って分かるんだろうかね。 眼鏡を新調してか…

(酔生夢死)のまま

先日、このブログを友人に見せてみたところ、一人には「エッセイだね」と言われ、一人には「なんか今から死ぬみてぇ」と言われた。後者の言い分は最初よく分からなかったのだが、聞いてみると「ブログに書かれた文章が書き手(僕)の声で再生されない」という…

待ってろ、未来。すぐに行く。

最近は動画やら曲やらを紹介する為だけに、このブログを書いている気がする。 御多分に漏れず、今回もそのような記事になる予定なのだけれど、別にいいか。 しかし、こんな事を最初に書いてしまうと、今から書く事を軽んじてしまっても、まぁ仕方ないか。 さ…

夜の公園は少し冷えるから、手を繋ぐだけで分かり合えたりする

先日、酷く胸焼けする夢を見てしまってから、どうにも調子が悪い。 あの夢特有の浮遊感とか、頭を撫でる細い指の感触とか、いつもの声とか。 あの日から僕は、頭の中にある歩幅のようなものが確定的にズレてしまって、もうどうしようもなくなってしまった。 …

その髪の毛で、その唇で、いつかの誰かの感触を君は思い出している

僕は手紙が好きだ。 僕に宛てられたものを読むのは当然ながら、書くのも好きだ。 その中でもいっとう良いのが、やりとりを重ねるにつれ、その人の名前を書くのが上手になること。 それだけの為に手紙を書いても良いくらいに、これがまた好い。 自分の名前は…

好きな人のてのひらがすぐそこにある、そんな毎日

つい先日、知り合いの女の子に身の覚えの無い謝罪をされ、ケーキなぞを頂いた。 どうやら"僕が彼女らに対しある事がきっかけで怒っている"と、思ったらしい。 キョトンとしながら全く怒っていないとの旨を伝えると、安心からか一人泣き出してしまった。 「な…

遺書を書いていたつもりが、ラブレターみたいになってしまって

写真の整理なんてものをしてみた。 これをやる度に"しにたみ"が増すので、「次は死ぬ前にやろう」などと思っている。 今回もご多分に漏れず、微かな"しにたみ"を感じている。 写真に残っていた落書きとそれを描いた月日をリンクさせただけなのに。 何ヶ月か…

残しておいたイチゴ食べて、クスリと笑う

僕は折り紙を綺麗に折れた試しが無い。 幼少の頃から、教本の言う通りにやってみても、てんで上手くいかない。 基本中の基本であろう鶴でさえまともに折れないので、小学校の頃にクラスで千羽鶴を作ることとなった際は戦力外通告をされたっけ。 懐かしいなァ…

キッチンには、ハイライトとウイスキーグラス

親友が結婚するんだってよ。 彼は相変わらずのテンションのまま、電話越しにそんな事を言っていたよ。 同時に司会進行役なんてものを頼まれたのだけれど、一体どうなってしまうのだろう。 大事な所で噛んでしまって、彼の父から野次が飛んでくる様だけは想像…